
平田機工は、日系企業はもちろん、世界有数の自動車メーカーや半導体メーカーの生産設備、生産ラインを手掛け、高い技術力と実績を誇る世界的なラインビルダー。それらの生産設備はすべて自前で設計・製造し、もちろん制御盤も社内で設計・製造しています。
EVやAIなど新たな需要の発生と、製造業の人手不足とそれにともなう自動化需要によって設備投資が増加するなかで、同社は制御盤の生産能力を強化するためにEplanを導入し、設計製造連携に取り組んでいます。
日本を代表するラインビルダーである平田機工は、なぜEplanを選んだのか、実際使ってみてどうだったのか、これからどんなビジョンを持っているのかについて、執行役員 事業本部 第四ビジネスユニット長 兼 第四ビジネスユニット デバイスセンター長の中尾和浩氏と事業本部 第四ビジネスユニット デバイスセンター 電子機器部 設計グループ 松尾佳帝氏に聞きました。
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大手製造業を支える生産設備メーカー
――御社について教えてください
弊社は1951年の創立以来、自動車、半導体、家電などさまざまな産業分野のお客様の工場向けの生産設備を設計・製造して納入してきました。例えば、製品を次の工程まで搬送するコンベヤ、部品の組み立てやネジ締め、製品の移動を自分で行う自動機、ロボットや制御ユニット/制御プログラムなど提供してきた生産設備は多岐にわたります。いわば、「工場をつくる工場」として、日々お客様のニーズにお応えしています。